2023年6月、資本金送金に係るガイドラインに変更がありました。
現地法人を設立し、資本金を送金する際には、BEPZA(Bangladesh Export Processing Zone Authority)やBEZA(Bangladesh Economic Zone Authority)と呼ばれる輸出加工区や経済特区に設立する法人を除き、資本金はバングラデシュ通貨(バングラデシュタカ)に交換する必要がありました(中央銀行ガイドライン9章2項b)。2023年6月以降、BEPZAやBEZAの入居法人以外の法人も外貨口座開設することで、資本金を外貨のまま保有できるようになりました。ただし、以下の条件が設定されています。
1. 外貨での支払いは、Capital Expenditure(資本的支出)に限る
2. この外貨口座の開設期間は開設から1年間に限る
2022年頃よりバングラデシュタカ安が進行していることもあり、為替リスクもある程度回避できる可能性もあります。
以上