Visa on Arrival(VOA) は、事前にビザを取得せずに,空港(または一部港湾)で入国時にビザを発給してもらう制度です。
滞在期間は最長30日間であくまで短期滞在向けの方に発行されるビザです。
VOA取得時の流れといたしましては、機内またはイミグレーションの手前にある記入台でイミグレーションシートを取得して記入を行います。
イミグレーションシートに必要な記入事項としては
・名前
・性別
・誕生日
・国籍
・パスポート番号(失効日も)
・フライトナンバー
・滞在目的
・バングラデシュでの滞在先
・バングラデシュでの連絡先
となります。
イミグレーションシート以外に提出書類として
・往復航空券コピー
・ホテル予約確認証のコピー
・招聘状(ビジネスの場合のみ)
が必要です。
※社宅などホテル以外の場所に滞在する場合にも、その場所に滞在する証明書類が必要になる場合があります。
一例としてダッカ:ハズラット・シャージャラル国際空港での流れは
2階到着フロアから1階に降り、直後に右手に見えるVisaカウンターでアライバルビザを取得します。VOAは2025年10月現在、無料で取得可能です。
Visa取得後はイミグレーションで入国手続き、受託荷物を受け取り外に出ることが出来ます。
一つ注意点としてダッカ:ハズラット・シャージャラル国際空港内にはフリーWi-Fiがございません。ビザカウンター近くに小規模なWi-Fiスポットがありますが、通信速度が遅いのでe-simやポケットWi-Fi等を事前に準備される事をお勧めします。
今回は『バングラデシュ:オンアライバルビザ(VOA : Visa on Arrival)での入国方法』について解説しました。
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※本記事は、バングラデシュに関する一般的な情報提供のみを目的としたものであり、法的助言を構成するものではありません。