バングラデシュ政府は輸出加工型産業促進を行っています。
その一環として、EPZ(輸出加工区)を設けています。
EPZ(輸出加工区:Export Processing Zone)とは、バングラデシュ国内で加工し全て国外に輸出することを条件として、免税などのインセンティブを受けられるものです。
基本的には100%国外輸出しなければならないとされていますが、別途許可を取得すれば一部国内で販売することができます。
EPZ(輸出加工区:Export Processing Zone)に入居するには、BIDA(バングラデシュ投資開発庁:Bangladesh Investment Development Authority)の認可が必要となります。
対象となる業種は製造業と加工業ですが、バングラデシュの経済発展に有益と判断されれば、認可を得られることもあります。
EPZ(輸出加工区:Export Processing Zone)内の企業は法人税や関税、消費税などの免税が受けられます。
また法人税の免税は地区によって異なります。
ダッカEPZ、チッタゴンEPZ、コミラEPZ、アダムジーEPZ、およびカルナフリEPZでは2年目まで100%、3年目と4年目は50%、5年目は25%となっています。
その他の地区では3年目まで100%、6年目まで50%、7年目は25%となっています。
【国内のEPZ】
- ダッカEPZ
- チッタゴンEPZ
- コミラEPZ
- イシュワルディEPZ
- モングラEPZ
- ウットラEPZ
- アダムジーEPZ
- カルナフリEPZ
※現在(2020年7月5日)ダッカEPZとチッタゴンEPZは空きが無い状況となっています。
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