バングラデシュの国土面積は、約14万7千平方キロメートルであり、日本の国土面積の4割程度となります。
世界で見ると国土面積順位は93番目であり、ネパールとほぼ同じ国土面積となります。

そして、その中に1億6千万人以上が居住しているため、バングラデシュは世界一の人口密度となっています。
こうした環境では、働き手が多く、労働集約型産業（製造業）には適していると言えるかもしれません。

しかし、各地で渋滞が引き起こされ、日々渋滞により多額の経済損失が発生していることも事実です。

特に、工場と住宅が異なる地域のケースや、取引先や銀行が異なる都市に所在するケースでは、日々都市間の移動を行わざるをえません。
道路（インフラ）環境も当然ですが、バングラデシュの都市間の距離を十分に把握し（下表にて、「ダッカを起点とする各都市への距離」をご参照ください）、取引先の選定場所や国内販売事業の場合は、販路拡大のための戦略を策定していく必要があります。

首都ダッカを起点とする各都市への距離

出所：Bangladesh Bureau of Statistics

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