バングラデシュでは毎日約3,000人のCOVID-19の感染が新たに確認されており、2020年7月4日現在、感染者数は累計16万人を超えています。
世界中で猛威を振るっているため、COVID-19の感染者状況が注目されがちですが、実はバングラデシュはデング熱の感染リスクが高い国として知られています。
そのため、デング熱の感染者数が一番多い7月から9月の時期には特に政府よりデング熱感染への注意喚起が行われます。
保険サービス局(DGHS: Directorate General of Health Service)の発表によれば、今年(2020年)のデング熱感染者数は6月時点で326人と非常に少なく、昨年の6月末時点での感染者数2,208人と比較すると約7分の1に止まっています。
昨年のデング熱感染者数は、合計101,354人でそのうちの16,253人は7月に、52,636人は8月に感染が確認されています。
感染症防止に対する意識が高まったためにデング熱の感染者数が減少したと考えられていますが、例年7月以降はデング熱が流行する時期なので引き続き感染予防対策が求められます。
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