COVID-19の拡大防止のため、バングラデシュ政府は2020/3/26から2020/5/5までを祝日(Government Holiday)とし全国民に自宅待機を促しています (2020/4/24日現在)。 祝日とする通達は何度も発出され、延長措置が繰り返されています。
2020/5/5まで延長とされた通知には、以下の関連業種について営業を認めるとする記述がみられます。
- 農業、肥料、殺虫剤、食料品、製造業、原材料、医薬品、医療、病院 ※輸出品の製造及び工場の稼働については、安全や健康管理が確保されている事が条件になっています。
2020/3/26以降、バングラデシュ国内の銀行は通常の1/5程の人員で現金の引き出しや小切手の入金等のサービスを優先して営業を行っています。
現在、銀行口座のサイナーである駐在員がバングラデシュ国外に退避している理由から小切手を銀行に持ち込めず支払いが滞る状況が散見されています。 こうした状況を受けて一部の銀行では、給与支払以外の名目の支払いについても、給与支払依頼書と同様のフォーマットで送金依頼書を作成し銀行へメールで送付することで、小切手を持ち込まず取引を行えるよう対応しています。 送金依頼書へは下記の情報を記載する必要があります。
【送金依頼書への記載情報】
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