COVID-19の感染拡大において、銀行取引についても影響を与えています。
バングラデシュの銀行取引は主に小切手取引が主流となっています。 それは、バングラデシュの商業銀行がオンライン送金を行う事ができないためとなります(外資系銀行のみオンライン送金が可能です)。
ただし銀行は、給与支払(ある一定の給与水準を超える給与支払いのみ)に限り、小切手でなく、送金先口座情報を記載した用紙を提出することで、指定口座への送金を実行します。
今回のCOVID-19の感染拡大を受けて、多くの外国人が国外退避を開始しました。
そのため、小切手を用いた取引が行えないことから、銀行は小切手ではなく、給与支払と同様に、送金先口座情報を記載した用紙を提出することで、送金を実行する措置を開始しています。 また、物流も滞っており、用紙原本の郵送・提出もできない事から、本用紙をメールで送付する事でも対応しています。
詳細な対応方法については、各商業銀行でも異なるため、銀行窓口にて相談していただく必要があります。
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