[銀行口座開設方法]
今回は銀行口座開設方法についてお話ししたいと思います。
基本的には、外国人でもタイの銀行口座を開設することは可能です。
しかし、教育ビザ、就労ビザやワークパーミットなどを保有していること等が条件となっていることがほとんどです。
次に、銀行口座の開設手順ですが、大まかな流れは下記のとおりです。
1、希望する銀行に行く。
2、窓口で口座開設の旨を伝える(バンコクでは英語でのコミュニケーションができること多いです。日本人対応デスクがある銀行もあります。)
3、必要書類を提出する。
必要書類は各銀行によって異なりますが、バンコク銀行では下記の資料等が必要となります。
・パスポート
・ワークパーミット(現地で就労している場合)
・ワークパーミットがない場合、長期滞在ビザ(Non-Immigrant B、Oなど)
・現金{銀行によって異なりますが、バンコク銀行の場合、最低500バーツ(最低限度預金額)が口座開設に必要な上、ATMカードを作成するとなるとプラスで最低300バーツが必要となります}※多めに現金は持っておくと安心です。
(・Tax ID/税者番号:こちら必須とはされていませんが、過去に窓口で提出を求められたケースもあります。念のため準備しておくと良いものになります。)
銀行口座の種類としては、
・普通預金(一般的な利息がつく)
・当座預金(利息はつかないが、小切手を利用できる)
・外貨預金
の3種類があります。
また、銀行口座にかかる費用としては、下記があります。
・口座維持費
最低預金額を下回ると発生する費用で、銀行や口座によって違いはありますが、
一般的には2,000バーツがボーダーラインであることが多いです。
・ATM手数料
基本的には無料です。ただし、県をまたぐ送金には手数料が発生してきます。
・海外送金手数料
タイから日本への送金の場合は2パターンが考えられます。(例:バンコク銀行)
①送金人が送金手数料のみ払う場合 → 400バーツ
②送金人が送金手数料と受取手数料を払う場合 → 400バーツ+送金額の0.05%(最低額2,100バーツ)
※受取銀行にて送金時の受取手数料以上がかかった場合、その差額が送金額から差し引かれます。
日本からタイへの送金の場合は、送金手数料だけで5,000円以上かかるケースもあり、タイから日本への送金と比べると高額となります。
また、為替手数料も上乗せされてくるので、さらにコストがかかってきます。
主な銀行の種類としては下記があります。
・バンコク銀行(タイ最大の銀行)
・クルンシィ銀行(アユタヤ銀行)(三菱UFJファイナンシャルグループの傘下)
・サイアムコマーシャル銀行(タイで3位の規模を誇るタイ王室系の商業銀行)
・カシコン銀行(タイで4位の農業銀行)
以上となります。
この記事に対するご質問・その他タイに関する情報のご質問等がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!