こんにちは。
東京コンサルティングファームメキシコの吉田 幸弥です。
今回のテーマは電子証明書(CFDI)についてです。
こんにちは。
東京コンサルティングファームメキシコの吉田 幸弥です。
今回のテーマは電子証明書(CFDI)についてです。
【はじめに】
メキシコにおいては、CFDI(電子証明書)が重要になってきます。
「請求書を発行する時に電子化しているもの(CFDI=電子請求書)」と認識しているケースが多いですが、請求書として発行する以外にもCFDIというものを発行する必要があります。今回は改めて電子証明書(CFDI)について解説していきます。
【CFDIとは?】
CFDI (Comprobante Fiscal Digital por Internet)とは取得した特定の商品および/またはサービスを定義する証明書であり、
取引が行われた日付、購入にかかった費用、当該業務の支払いに相当する税金の詳細およびその他の事項がなど記載されています。
【どのように機能しているのか】
電子請求書が発行されると、XML 形式と PDF 形式の2つのファイルが取得されます。
PDF は XMLの見やすくしたものであり、送信者と受信者間で使用されることが多いです。XML ファイルは SAT が検証する唯一の形式であるため、XMLファイルの方がより重要となります。
CFDIには、企業 (送信者) と受信者 の両方にとって、非常に重要かつデリケートな情報が組み込まれています。
また、CFDIには以下のような種類があります。
- Comprobante de Ingreso(収入証明書)
- Comprobante de Egreso(支払証明書)
- Comprobante de Traslado(輸送証明書)
- Comprobante de Recepción de Pagos(支払受領証明書)
- Comprobante de Nómina(給与証明書)
- Comprobante de Retenciones e Información de Pagos(源泉徴収と支払情報証明書)
【まとめ】
CFDIとは電子請求書のことではなく、電子証明書のことになります。
また、種類も5種類あり、発行しなければいけないタイミング等も変わってきますので、
どの取引に対してなんのCFDIをいつまでに発行する必要があるのか確認しておくことが重要です。
メキシコでは原則全ての取引情報が電子化(CFDIとして発行)され、メキシコ国税庁(SAT)に電子情報として記録されています。
そのため、もし企業が発行されたCFDI情報を会計処理上記録しなかった場合、企業からSATへ提出した情報とSATで把握している情報に差異が生まれることになります。
実際、「小数点以下(センタボ単位)での金額の相違によってSATから指摘を受けた」と言ったこともあるようですので、注意が必要です。