債務者にとっては、債務を資本に振り替えることで自己資本の積み増しができるため、
利払いなどがなくなることで資金繰りの改善にもつながります。
また一方で、債権者にとっては貸付金などの債権を資本金とすることで、株主として債務者の経営に直接関与することができます。
これらの特徴からDESは事業再生の手段としてよく用いられています。
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1.債務者のメリット ・過剰債務を減らして資本を増やすことで債務超過を解消することによる財務体質の改善。
・利益を圧迫する有利子負債の減少。(配当負担は生じる)
・資本金増加により対外的信用の向上。(取引先関係、金融機関の与信審査において有利)
2.債権者のメリット ・DESによって債務者の株式を取得するため、株主として経営革新に向けた積極的関与が可能に。
・将来的に企業の再建が成功すれば株式の価値が高まり、債権者はキャピタルゲイン(売却益)やインカムゲイン(配当収入)を得ることが可能。
※ただし、事業再生の見込みが低いケースでは、DESを行っても問題の先送りにしかならない可能性もあります。