一般に仏教国として知られるミャンマーでは、タイやカンボジア、スリランカと同じ、上座部仏教が主に信仰されています。 しかし、他民族国家であることから、宗教も様々なものが存在しており、キリスト教徒、イスラム教徒、ヒンドゥー教徒などは日常生活でも頻繁に見かけることになります。こうした宗教のために、食事には制限のある人が多く、一緒にご飯を食べに行っても、なかなか食べられないものがあるという人は多いものです。特に菜食主義の文化は現代になっても根強く、肉はおろか、卵や刺激の強い食べ物も避ける人がいることに、注意が必要でしょう。