フィリピン統計局(PSA)は2024年9月5日、所得下位30%における消費者物価指数の概要を発表しました。
所得下位30%世帯の前年比インフレ率(単位:パーセント)

1, フィリピン全体
所得下位30%の世帯のインフレ率は2024年7月の5.8%から2024年8月には4.7%に低下しています。これにより、この所得層の2024年1月から8月までの平均インフレ率は4.9%となりました。比重の高い食品・非アルコール飲料指数の前年同月比伸び率が前月の8.3%から5.8%に低下したこと、そして輸送指数は前月の3.6%から0.1%減少したためです。
2, マニラ首都圏(NCR: National Capital Region)
2024年7月の4.5%から2024年8月には2.9%に緩和しています。原因としては重加重指数である食品・非アルコール飲料の年間上昇率が前月の5.7%から2024年8月は2.3%と鈍化したことにあります。
3, マニラ首都圏外(AONCR: Areas Outside NCR)
全国レベルおよび首都圏の傾向に従い、2024年7月の5.9%から2024年8月には4.8%に低下しています。インフレ減速の理由としては、重加重指数である食品・非アルコール飲料の前年同月比上昇率が2024年7月の8.4%から2024年8月は5.9%と低下したことが影響として挙げられる。また、輸送指数が前月の年間3.6%から8月は0.3%に低下したこともインフレ率低下に重加重指数である食品・非アルコール飲料の年間上昇率が前月の5.7%から2024年8月は2.3%と鈍化したことに起因しています。
参考文献
https://psa.gov.ph/content/summary-inflation-report-consumer-price-index-bottom-30-income-households-2018100-august-0