トルコの国内生産者物価指数(PPI)の変化についてお知らせいたします。
まず国内生産者物価指数(PPI)とは、どのようなものなのでしょうか。
国内生産者物価指数(PPI)とは、生産者が出荷した製品や原材料などの販売価格の変動を調査・算出した経済指標となります。
「卸売物価指数」として公表している国もあります。 英語表記「Producer Price Index」を略して「PPI」と呼ばれます。
では、コロナによるロックダウンの解除はどのように、国内生産者物価指数(PPI)に影響を及ぼしているのか見ています。
【2020年第2四半期の国内生産者物価指数(D-PPI)上昇率(%) *2003年基準】
| 項目 |
4月 |
5月 |
6月 |
| 前月比 |
前年同月比 |
前月比 |
前年同月比 |
前月比 |
前年同月比 |
| 全体 |
1.28 |
6.71 |
1.54 |
5.53 |
0.69 |
6.17 |
| 鉱工業 |
0.22 |
7.44 |
△1.74 |
3.63 |
1.05 |
4.19 |
| 製造業 |
1.41 |
6.27 |
1.62 |
4.98 |
0.51 |
5.99 |
| 電気・ガス |
0.31 |
12.86 |
2.46 |
14.49 |
3.03 |
9.40 |
| 水道 |
△ 0.53 |
4.57 |
△ 0.61 |
6.61 |
1.08 |
7.30 |
参考資料:ジェトロ機構
6月の国内生産者物価指数(D-PPI)の主要4セクターでは、前月比でみると、鉱工業が1.05%増、製造業が0.51%増、電気・ガスが3.03%増、水道が1.08%増で、全体としては0.69%増、前年同月比では6.17%増となっています。
特に、電気・ガスについては、上昇率が高く、自粛期間により需要率が高まったためだと考えられます。
製造業については、4月5月の前月比率と比べ、半分以下の上昇率となっています。「原材料、工業製品、消費財の価格の低下」が原因として考えられます。
エルドアン大統領は、2020年末のインフレ率目標を8.5%に引き下げ、2021年に6%、2022年に5%以下という政府目標を達成するとしています。
ロックダウン解除後のトルコにおける国内生産者物価指数(D-PPI)が、今後どのように、変化していくか注目です。
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