現地法人設立後、下記2種類の銀行口座を開設する必要があります。
①資本金口座
②経常口座
簡易的に説明すると、通常取引には②を使用し、それ以外には①を使用します。
以下でそれぞれの詳細を解説します。
下記の受領や送金を行う際に使用します。
・資本金の受領
・親会社ローンの受領及び返済
・配当金の送金
通貨はVND,USD,JPYから選択することが可能です。通貨ごとに複数開設することも可能です。
注意点として、資本金口座は1つの銀行でしか開設することが認められていません。
従って、別の銀行で資本金口座を開設する場合、まずは既存の資本金口座を全て閉鎖した上での申請が求められます。
下記ような通常取引を行う際に使用します。
・売り上げの受領
・仕入れの支払い
・経費の支払い
・給与の支払い
こちらもVND,USD,JPYで開設をすることが可能です。
ベトナム国内での取引やベトナム人従業員への支払いはVNDで行う必要があります。そのためVND口座の開設は必須と言えます。
海外企業やEPE企業との取引がある企業はUSDやJPY口座も開設することが一般的です。
資本金口座とは異なり、経常口座は複数の銀行で開設することが可能です。
一般的には資本金口座を日系銀行で開設し、経常口座をローカル銀行で開設する企業が多い傾向にあります。
日系銀行は日本語対応が可能ですが手数料が高い傾向にあり、経常口座は手数料が安く支店数の多いローカル銀行を使用する企業が多いようです。