Vietnam
Basic Information (Religion)
:: Question ::
主な宗教は?
:: Answer ::

ベトナムにおける最大の宗教は、中国を経由してもたらされた大乗仏教で、人口比率で約8割と言われています。

また、信仰の自由が認められているため、その他にもキリスト教やイスラム教、新興宗教であるカオダイ教やホアハオ教等が信仰されています。

しかし、ベトナムは他の東南アジア諸国に比べて、宗教的な色彩は薄い国です。ベトナムではに事情習慣や儀礼的な意味合いでの宗教としての側面が強いと言えます。

これは最大の宗教が規律の緩やかな大乗仏教であることや、宗教との親和性が低い社会主義国家であることが理由として考えられます。

 

〇ベトナムの主な宗教

ベトナムの仏教、カトリック、プロテスタント、イスラム教、カオダイ教、ホアハオ教の6つの主要な宗教に関しては以下の通りです。

[仏教]

仏教は、紀元前の初期からベトナムに導入されました。10世紀~15世紀にかけて、ベトナム仏教は国の独立とともに新たな発展の一歩を踏み出しました。現在、ベトナムの仏教には、1,100万人以上の信者が存在し、17,000以上の礼拝施設、47,000近くの高官、4つの仏教研究所、9つの仏教大学のクラス等があるようです。

[カトリック]

ベトナムのカトリックの歴史家は、1533年をカトリックの宣教師のベトナムへの入国記念と見なしています。現在、カトリック教徒には約650万人の信者が存在し、42人の司教、約4,000人の司祭、100人以上の修道会、会衆、および17,000人以上の僧侶、26の教区、7つの主要な神学校等があるようです。

[プロテスタント]

プロテスタントは、キリスト教と宣教師同盟によって組織された19世紀後半~20世紀初頭にベトナムに入ってきました。現在、プロテスタントには、約150万人の信者が存在し、約3,000人の要人、400近くの礼拝施設、1つの聖書神経学研究所と1つの聖書学校等があるようです。

[イスラム教]

ベトナムでは、イスラム教徒は主にチャム族の方が崇拝しています。歴史的文書によると、チャムは11世紀以来イスラム教を崇拝しているようです。現在、ベトナムのイスラム教には、約80,000人の信者が存在し、89の崇拝施設、1,062の高官、および国によって承認された7つのイスラム組織等があるようです。

[カオダイ教]

これは、その土地に定着している土着宗教です。1926年11月中旬、カオダイ教の最初の指導者たちによって、入会式が行われました。現在、カオダイ教には約250万人の信者が存在し、10の宗派、1つの精神修養、10,000人を超える高官、37の省と都市で運営されている1,200を超える崇拝施設等があるようです。

[ホアハオ仏教]

アンザン省ホアハオ村の卯の年(1939年7月4日)のフイン・フー・ソー氏によって始められた土着宗教です。現在、ホアハオ仏教には約130万人の信者が存在し、20の省と都市に94の仏塔等があるようです。

 

〇宗教の自由

ベトナムでは、ベトナムの憲法やその他法によって宗教の自由が定められています。

憲法 第24条 「すべての宗教は法の前で平等です。国家は、信教と宗教の自由に対する権利を尊重し、保護します。信教の自由を侵害することはできません。」

信教と宗教の自由に対する人々の権利は、その他、民法、刑事手続法、土地法、教育法、刑法など、他の多くの法的文書に記載されています。

法令の例: 法令22/2005 / ND-CP:信念と宗教に関する法令

政令92/2012 / ND-CP:信念と宗教に関する条例を実施するための措置に関する政令

 

〇信者の宗教活動

ベトナムでは、人口の95%が宗教生活を送っているといわれています。そして、毎年約8,500の全国および地方の宗教または信仰の祭りが開催されています。

Creater : 清水 信太