〇公用語
公用語は、ベトナム語です。ベトナムには54の民族グループがあるといわれていますが、いずれもベトナム語が共通語となっています。ベトナム語の起源は、南アジアの言語族だといわれています。
また、関連性のある言語としては、クメール語(カンボジア)やムオン語(ベトナム)、広東語(中国)です。
フランス植民地時代に、フランスがベトナム語の発展を支援するべく、国語が生まれたといわれています。このフランス植民地時代の影響もありフランス語が由来となっている言葉も多く存在します。
かつては、漢字も使われていましたが、現在ではラテン文字を使用してベトナム語を表記する、チュ・クオック・グーが使用されています。現在のベトナムの街で見かける文字もほとんどはこれです。
〇英語
英語の浸透度としては、ビジネス上では一定の英語人材はいるものの街中では英語が通じない方も多いです。
タクシーの運転手やローカルな飲食店などでは英語は通じないので、簡単なベトナム語は覚えておくと良いかと思います。