ワークパスの申請に用いられるMy MOM Portalや、法人税申告を行うIRAS My Tax Portal等、多くの政府系ポータルがありますが、それらの個別のポータルへのログイン権(Preparer/Approver等)の付与を行うゼネラルポータルにあたるのが、Corppassです。Corppassには、Admin、Sub-Admin,Userの三段階の権限があり、それぞれの権限を持つ人は下のレベルの新しいアカウントを作ることができます。例えばAdminの権限を持っている人は、新しいSub-AdminかUserのアカウントを新規の赴任者や、新しいアドミンの人等に対して作成することができます。AdminとSub-Aminは、紐づく個別の政府ポータルへのログイン権を自分や他のメンバーに対して付与することができますが、Userはそれができないため、政府系ポータルにログインしたい場合は、AdminかSub-adminから権限の付与を受ける必要があります。
ポータル自体はいたって使いやすく、上記の権限の違いだけ把握しておけば使用するにあたって特に困ることはありませんが、トラブルになりやすいのはCorppassの権限者が帰任する場合や退職する場合です。Sub-Admin以上の権限者が他に残っていれば大きく問題にはなりませんが、例えば帰任/退職者がSub-Admin以上で、他の権限者が誰もいない、もしくは残る権限者がUserしかいない場合は困ってしまいます。急ぎで、ビザ申請や税務申告等をしなければいけないときに、Corppassから権限が付与できる人がいないと身動きができなくなってしまうからです。勿論、Corppassに申請すれば、新しいAdminアカウントを作成することはできますが、申請してから直ぐにできるわけではありません。Corppassの権限者が帰任や退職する場合は、引継ぎ者に同等の権限が付与されるのを待ってから、権限を解除するようにしましょう。
今回は以上です。
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