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今回は
【中国における資金繰りの現状~新型コロナウイルスを受けて~】というテーマで、お話していこうと思います。
中国における資金繰りの現状~新型コロナウイルスを受けて~
中国における資金繰り対策の現状についてお話します。
中国では新型肺炎の煽りを受けて、資金繰り対策に追われている会社が少なくありません。
政府からは緊急融資措置を出しており、上海ではフォーム(https://ssme108.wjx.cn/jq/56182190.aspx)から政府への融資を申し込むことができますが、医療関係から先に融資が始まっており、資金繰りで影響を受けている飲食店へは資金がまわっていない現状があります。
現在、資金繰りに困窮している会社、加えて、資金的に余裕があったとしも資金繰り対策は喫緊の課題だと誰もが感じているかと思います。
短期、中期、長期の資金繰り対策を講じ、不測の事態でも対応できる仕組みが必要です。
飲食店では毎日キャッシュインするので、出店攻勢の戦略を取り資金の回転率が高い傾向にあります、そのため今回の新型肺炎(外的要因)で回転率が悪化し数か月でショートする可能性を孕んでいます。
出店攻勢を取る場合は借入、増資が可能な体制を取り、その金流も整え、実現可能性を限りなく高めておくスキームの構築など今からでも遅くないので進めていくことが今後の事業運営にはかかせません。
中国では借入をする場合、最短でも1ヶ月かかり、借入限度額も決められています。
事前に会社のキャッシュの流れを把握し、課題を認識し、事前に短期、中期、長期の資金繰り対策を構築するには中国の環境を考慮し財務知識が必要不可欠です。
この記事に対するご質問・その他中国に関する情報へのご質問等がございましたらお気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました。