タイの投資信託について
  
Topic : Tax
Country : Thailand

今回は個人所得税の確定申告に関連してご質問があった、タイにおける投資信託についてご説明します。

タイの投資信託は、株式・債券・不動産・金など多様な商品が揃い、少額投資や積立も可能です。
流動性が高く、解約から1週間程度で資金化できるため、多くの投資家に利用されています。

投資信託は大きく 「一般投資信託」 と 「税優遇付き投資信託(SSF・RMF)」 に分かれます。一般投資信託は駐在員を含むすべての方が購入可能です。

SSF(Super Saving Fund) はタイに10年以上滞在予定の方向けで、年間所得の30%(最大20万バーツ)まで購入可能。10年以上保有しないと売却できません。

RMF(Retirement Mutual Fund) はタイに永住予定の方向けで、定年後の資産形成を目的とした投資信託となっており、一定額まで所得控除を受けることができます。(詳細は以下)

【控除の上限】
年間最大50万バーツまでの所得控除が可能
ただし、控除額の上限は「年間所得の30%」または「50万バーツ」のいずれか低い方

(プロビデントファンドへの拠出、年金保険、社会保険等の支払いを合算した税控除額)

【購入条件】
最低購入額は年間所得の3%か5,000THBのどちらか少ない方で、購入額は毎年異なってもよい
ただし、最低でも1年に1回は購入が必要(2年連続で購入しないことは不可)

【売却条件】
55歳以上であること
投資期間が5年以上であること

途中解約した場合、それまでに受けた税還付金をすべて返還しなければならず、税還付を受けた月から返還するまでの月数に対して1.5%の課徴金を支払うことに注意が必要です。

以上、今週もご購読いただきありがとうございました。
 

Creater : Atsuko Ota

Related Q & A