シンガポールでは、巧妙なエンジニアリング技術によるフィッシング詐欺が横行しており、被害額は甚大なものになっています。特にデジタルトークンから発行されるワンタイムパスにより、口座のサイナーの承認なしにログインがされてしまうケースが横行しました。元々はセキュリティ強化のために導入されたデジタルトークンによるOTP認証ですが、技術の発展と巧妙なエンジニアリング技術により、OTPを詐欺師側に簡単にフィッシンぐされるようになってきてしまっています。
そんな中、DBSをはじめとしたシンガポールの主要な銀行は、デジタルトークンを使用する顧客の銀行口座ログインでのワンタイムパスワード(OTP)の使用を段階的に廃止する計画を発表しました。特にDBSは、2021年以降物理トークンの発行をとりやめていましたが、また段階的に物理トークンとの交換を受け付け始めるとのことです。
銀行口座周りのことはアドミン、経理スタッフに完全に丸投げという会社も多いかと思いますが、マネジメント層も銀行口座周りのリスクを把握し、セキュリティ対策を積極的に行っていく必要があるでしょう。
今回は以上です。