結論として、請求書は「請求書」であり、 VATインボイスは「請求書」と「領収書」の役割を果たすものである と言えるかと存じます。 それぞれの特徴を以下にまとめたので、ご参照ください。 〇VATインボイス ・ベトナムの「公式領収書」 ・ベトナム政府によりフォーマットが決まっている ・サービスやモノを販売した際に売り手は発行の義務がある ・買い手としては損金算入等に証憑として必要であり、税務調査等に向けて保管をしておく必要がある。 ・「領収書」ではあるが発行のタイミングは原則「サービス提供が完了した日」であり、入金有無は関係がない ・請求書は発行せずにVATインボイスのみを発行する企業もある 上記の通り、請求書であるとともに、受け取り手からすると領収書でもあると言えます。 ただし、入金後に発行されるのではなく、原則サービス終了時に発行するものである点が特徴的です。 〇請求書 ・企業が内部的に作成するものであるため、特にフォーマットは決まっておらず発行の義務もない ・作成する目的としては、請求の管理の為、サービス内容の詳細や支払期日等を明確にするため、 同一のサービスを複数回に分けて請求するため、といった内容 上記の通り、VATインボイスを請求書として使用している企業と、別途請求書を用意する企業が存在します。 VATインボイスは請求書としての役割だけでなく、証憑書類としての役割が大きいのが特徴かと存じます。