ブラジルにおける損金不算入費用についてお伝えいたします。
はじめに、“損金不算入”とは何か、ということを簡単にご説明いたします。
まず、税金を計算するにあたり、その企業がどのくらいの売上、費用、利益が出ているのかを計算する必要があります。
この際に注意点として、会計的な考えと税務的な考えの2種類があるということです。
<会計的な考え>
収益(売上) - 費用(経費) = 利益 (赤字は損失)
<税務的な考え>
益金 - 損金 = 所得 (赤字は欠損)
似たような性質を持つものの2種類あるということは、
- 益金参入:収益と計上されないが、益金と計上する。
- 益金不算入:収益と計上されるが、益金と計上されない。
- 損金算入:費用と計上されないが、損金と計上される。
- 損金不算入:費用と計上されるが、損金と計上されない。
今回は④の損金不算入(葡語:Não Dedutíveis)について詳しく話していきたいと思います。
ブラジルでのビジネスにおいて多くの企業を悩ますのは、やはり税金面でしょう。
ですので、「あれ、払う税金が思っていたよりも多いな。。」とならないよう会計上は費用と計上されるもので、税務上損金として計上されない、損金不算入費用を把握していくことは重要と言えます。
下記、一部ではありますが実際にどんな費用が損金と計上されないか(損金不算入となるか)を簡単に記載しております。
- 贈答品やプレゼント費用
- 寄付 (ただし一部の寄付は対象外)
対象外となる寄付の例として、営利目的でない教育研究機関への寄付
(ただし、損金と認められるのは営業利益の1.5%の金額まで)
- パートナー、株主、管理者・業務遂行者の食事に伴う費用。
ただし、企業がすべの従業員に平等に提供した場合は、損金として認められる。
- 製品やサービスの生産、販売に本質的に関連しない不動産のリースおよび賃貸料
参照した原文:
http://sijut2.receita.fazenda.gov.br/sijut2consulta/link.action?&visao=anotado&idAto=13034
原則、企業として本来負担するべきでない費用については損金不算入となるケースがございます。
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