・税務査定完了証SAS-1:
年次の税務申告の後、主に過払い金額や繰越欠損金の金額を明記する形で査定結果を通知するものです。
正確には、SAS(自己申告方式)に変更になった後、税務当局側は疑義がある場合を除いて細かな査定を行わず、
申告結果を受理した、という趣旨のみの通知となっていますが、
これが出れば一旦は「税務調査」なしで(または税務調査完了後の結果として)、
査定が完了したと見なすことが可能です。
通常、年次の申告後約半年で査定が完了し、SAS-1が発行されたから原本を取りに来るように、と登録の連絡先に電話が来ます。
・税務完了証Tax Clearance Certificate:
納税主体の法人に、当該年度に関しては納税・申告の義務を全うしているということを税務当局の側が言明する書類です。
こちらは企業側が特に申請しなければ発行されませんが、申請すれば1週間ほどで処理が完了し、
やはり「発行されたので原本を取りに来るように」と登録の連絡先に電話が来ます。
国外送金を行う際などに銀行側がこれを提出するよう求めてくるため、
Tax Clearance Certificateを申請して入手することは、主に以下のタイミングで必要になります:
・配当送金を国外の株主に行う場合
・法人清算後、残余資本金を国外の株主に送金する場合