ベトナム統計総局は2022年9月29日、2022年第3四半期(7~9月)の実質GDP成長率(推計値)を
前年同期比13.67%と発表しました。
コロナ規制が緩和され、順調に経済が回復をしており、
コロナの影響で成長率がマイナスに落ち込んだ昨年(マイナス6.02%)から大きく成長をしています。
特に伸び率が高かった業種としては製造業が13.02%、建設業は16.65%などがあげられます。
コロナ過で止まっていた工場の稼働等が再開したことが大きな要因かと思われます。
また、ホテル・飲食、業務サービスはそれぞれ2.7倍、2.4倍と大幅に伸びました。
2022年全体で見ても年初から9か月間のGDPの伸び率は8.83%を記録し、2011年以来最高となっています。
国内、国外合わせて人の行き来が活発になり、
コロナ過前に戻ったと言っても過言ではないような数字になっています。
企業としては、需要が戻ってきて嬉しい反面、人件費や仕入れ費の高騰により、
労働分配率、原価率を圧迫するといった悩ましい問題も出てくると思います。
そのようなベトナム経営上でのお悩み事がございましたら、是非一度弊社へご相談いただければ幸いです。
以上です。
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