董事会は、関連法律、行政法規と政策規定に基づき、会社または企業定款によって設立され、全体の取締役からなる業務執行機関です。次のような特徴があります。
董事会は、出資者(股东)または出資者総会(股东大会)という権力機関の業務執行機関であり、会社または企業及び業務経営活動の指揮と管理を担当し、会社の株主会または出資者総会(股东大会)に対して責任を持って報告する。株主会(股东)又は株主総会(股东大会)による決定は、董事会が実行しなければなりません。
有限公司は「会社法」第44条の規定に基づき、
董事会を設置し、そのメンバーは3-13人を設定する必要がありますが、
「会社法」第50条の規定により、有限公司は、株主数が少ない又は規模が小さい場合、
執行董事を設定し、董事会を設置しないことができます。
董事会は董事長、副董事長、董事から構成され、会社業務の執行は総経理、副総経理が担当します。
董事会の権限 「董事会は、その企業の定款に基づき、企業の発展計画、生産事業計画、予算、利益の分配(配当)、
労働賃金計画、企業活動の中止、正副総経理、総工程師、総会計師の任命とその権限、待遇の決定など、合弁会社の全ての重要問題を討議し決定する」
参照:中華人民共和国中外合資経営企業法 中華人民共和国会社法