皆さん、トルコは日本と同じように地震大国であることをご存知でしょうか。
地震もあり温泉もあるトルコで、再生可能エネルギーの一つとして、地熱発電が活発に開発されています。
そこで、今回は【トルコの地下資源について】お知らせいたします。
トルコの地下資源には、石炭や褐炭、クロム鉱石などの他、ボロン鉱石のコレマナイトや、建築資材となる大理石があります。
褐炭は、大規模な露天掘り可能な埋蔵量があり、国産エネルギーとしての活用が期待されますが、その一方で、二酸化炭素の処理が課題となっています。
ステンレス原料となるクロム鉱石やガラス原料となるコレマナイトは世界でも有数の埋蔵量を誇り、重要な輸出資源となっています。
また、大理石の産地としても世界的に有名で、世界各国へ輸出されています。
一方、原油、天然ガスなどの地下資源はまだ大規模には発見されていません。
実はトルコは、第一次世界大戦で敗戦した1923年に、ローザンヌ条約を結んでいます。
このローザンヌ条約により連合国は原則として賠償請求権を放棄し、その代償として、「今後100年間は、トルコ国内の地下資源を採掘しない」という条約です。
このローザンヌ条項により、トルコの石油生産&石油輸出が2023年から可能となります。
しかしながら、それ以前の2018年6月12日からアナトリア横断天然ガスパイプライン・プロジェクトがはじめられ、更に、その年地中海で初めて深海掘削を行ったということも確認されています。
トルコ東部(チュクルジャ県のハッカリ市付近)で石油探査を行い、その結果を受けて掘削が始まったことを明らかとなっています。
イランとの国境付近に石油の埋蔵が確認されております。これ以外にも、トルコではワン県やシイルト県などでも、石油の掘削が行われております。
同国南部の黒海周辺に石油や天然ガスの埋蔵が確認されております。
アナトリア横断天然ガスパイプライン・プロジェクトにより、カスピ海にあるアゼルバイジャンのシャフ・デニズ2油田と、カスピ海南部にあるそのほかの油田で生産される天然ガスをトルコ経由で欧州に輸送することが可能となります。
今後、トルコでの大規模な地下資源の発見がトルコリラの上昇要因となる可能性があるかもしれません。
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