ご質問頂いた対処法として下記の4つが挙げられます。
1.ローンの延長 ※一度目の延長含めて述べ5年間有効 ローン返済期間の延長を行います。 下記の例のように、元々のローン期間によって手続きが異なります。
例) ・短期ローンの場合(1年未満):中長期ローン(国家銀行への登録が必要)に移行し、4年間延長可能 ・中長期ローン(1年以上):延長申請で初年度を含めて最大5年まで延長可能 (2年の中期ローンだった場合、追加で3年間の延長が可能)
2. ローン途中の増資 親会社から増資をしてもらい、それを返済へ充てます。 増資額は下記の式から算出される増資可能額が最大となります
総資本額ー(定款資本額+初回増資金額)
3. ローンを資本金へ転換(貸手の同意が必要) 未返済のローンを資本金へ転換することができます。 ただし、貸し手側の同意が必要です。 その場合、返済義務はなくなります。
4. 破産手続き 貸し手が裁判所に破産手続きを要求します。 実務上、申請は複雑になっており、ハードルは高くなっています。
上記より手続きの煩雑さ・必要所要期間を鑑みると1.2が一時的な対処法であり、 3が実務上有効なローン返済方法となります。