【トルコの就業規則について】お知らせいたします。
まず、就業規則とはどういうものでしょうか。
就業規則とは、働く上での労働賃金や労働時間、労働条件などについて事業場ごとに定めたものです。
日本では、法定規制として常時10人以上の労働者を使用する使用者は、就業規則を作成し、行政官庁に届け出なければならないと定められています。
では、トルコではどうなのでしょうか。
トルコの労働法によると、就業規則の作成義務について規定する条文はありません。
トルコでは、日本のように政府機関に就業規則を届け出る義務はありませんが、雇用者は被雇用者に就業規則を周知する義務があります。
正式な就業規則が存在する場合には、雇用者と被雇用者間の雇用契約に加えて、就業規則に関する書類を添付しなければなりません。
また、就業規則がない場合でも、超過勤務をさせるときは、事前にその予定を労働者に通知する必要があります。
就業規則を作成する場合には、憲法、トルコ労働法に準拠した内容でなければなりません。
トルコでは、正式に就業規則を政府機関に提出する義務はありませんが、事前に就業規則を定めておくことで、被雇用者によるストライキを防ぐことや社内トラブルを最小限に抑えることが可能になります。
コロナの影響を受け、今後はリモートワークや在宅勤務といったこれまでとは異なる就業形態を検討される企業様も増えてくるかと思います。
新しい働き方が始まる今だからこそ、就業規則の制定・見直しを行い、双方ともに快く働ける環境づくりが必要なのではないでしょうか。
この記事に対するご質問・その他トルコに関する情報へのご質問等がございましたらお気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました。