今回はメキシコの給与明細に記載されている“Retroactivo”についてです。
質問)
給与明細に“Retroactivo”という記載があったのですが、これはどんな意味なのでしょうか
回答)
Retroactivoとはメキシコで前回以前の給与支払いの際に支払われるべきだった給与の調整になります。つまり、本来メキシコの従業員の方が受け取るべき金額と実際に支払われた金額の差です。メキシコの従業員は正しい金額の返済を受け取ることになっておりますので、前回以前に正しい給与を支払われていなかった場合には“Retroactivo”で調整する必要があります。
性質的には追加の支払いではなく、メキシコの従業員が以前に支払われるべき給与を払ったという意味ですので、この調整をする際には、給与明細に“Retro”を含める必要があります。
具体的には、以下のような場合に出てくる可能性があります。
・昇給
メキシコの従業員の昇給が行われ、昇給を遡及して反映させていた場合に調整が必要です。
・賃金が誤って計算されていた場合
給与計算が誤った賃金率または労働時間数が入力されていたなどの際には調整が必要です。
・残業代が誤って計算されていた場合
従業員が1週間に40時間以上勤務する場合、追加の時間の残業代を支払う必要があります。この時間数の計算が誤っていた場合には調整をする必要があります。
・シフトによって賃金率が違う場合
従業員が時間の一部またはすべてを異なる賃金率で働いていており、シフト差額を従業員に支払うことを忘れた場合などには調整が必要です。
シフト差は、夜勤など、通常の営業時間外に働くために従業員に高い賃金率を支払わなければならない場合に発生します。
・異なるポジションの複数の賃金率
従業員が会社に2つ以上の役職を持っているために異なる賃金率を獲得しており、給与計算を実行するときに間違った賃金率が使用された場合には調整が必要です。
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