日本ミャンマー間のレジデンストラック対応の実情
いつもお世話になっております。
東京コンサルティングファーム ミャンマー拠点の西野由花です。
8月21日から25日にかけて、茂木外務大臣はミャンマー、ラオス、カンボジアをめぐり、各国とレジデンストラックを9月上旬に開始する旨に合意しました。
このレジデンストラックは相手国の長期滞在者が入国できるようにする措置となり、日本に一時帰国している駐在員にとっては長らく期待していたところであるかと思います。
ただし、このレジデンストラック、ミャンマーにおいては全ての駐在員が気軽にミャンマーに入国できるようになったというものではございません。
現在、ミャンマーでは在日本ミャンマー大使館により、日本に居るミャンマー人が帰国するための救援便を派遣しており、その便にミャンマーへ帰国を希望する日本人も同時に搭乗しています。その救援便での搭乗がミャンマーへのレジデンストラックによる入国ということになります。
この救援便への日本人の搭乗人数はミャンマー政府の好意により定められ、大使館、JICA関係者(ODA関係者含む)、公的機関、ミャンマー日本商工会議所等で調整を行い決定されます。
一般企業の駐在員のミャンマーへの渡航はミャンマー日本商工会議所、(商工会非会員の場合)JETROが渡航需要について調査をしているため、各自でこれらの渡航アンケート等に回答することが必要です。
さらに、渡航に際しビザの期限が切れている場合には在外ミャンマー大使館でビザの発行を行うことが必要となってきますが、その際にも社内的な理由や日本人不在の為、といったものではなく、ODAにおけるミャンマーの発展に不可欠な人材である。など政府に対し説得力のある内容でなければいけないと言われています。
日本人ミャンマー渡航の現状
現在日本人のみの特別便の運航も検討されていますが、2020年9月現在実現予定はなく、この救援便での渡航がミャンマーへ入国する唯一の手段となっています。
加えて、8月後半からミャンマー国内の新型コロナウイルス感染者が増加した影響で医療環境が切迫しており、9月17日、26日の救援便が延期となるなど、都度柔軟な対応が必要となります。
このような環境の中、現地に日本人がいない状態という企業様も多いかとは思いますが、
継続した情報収集を進めながら、リモートワークの状態での生産性の担保や財務状態の把握と改善のための取り組み等、離れた状態でも的確な管理をしていけるようにする。という視点も必要です。
この記事に対するご質問・その他ミャンマーに関する情報へのご質問等がございましたらお気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました。