先日、弊社のお客様から「従業員が就業時間中に身体を痛めたということで病院に行き、診断書を受け取ってきた。これは労災(労働災害)に該当するのでしょうか」という相談を受けました。今回は、このようなケース(従業員が診断書を持ってきた場合)における、診断書の判断方法のポイントを簡単に説明します。
メキシコはIMSSと呼ばれている社会保障制度によって、従業員は無償で診断を受けることが可能となっています。そのため、ケガや病気の際にはIMSSの病院に行くことがほとんどですが、医師によって“Certificado de Incapacidad Temporal para el Trabajo(CITT)”という診断書を出された場合、会社は従業員を診断書に従って休暇を取らせる必要があります。
(Sample)

さて、このCITTを見る中でポイントとなる点の一つに赤い四角で囲ってあるところがあります。“Rama de Seguro”と書かれている部分ですが、ここに診断結果がどのような分類に分けられているのかが記載されています。
分類は以下の3つに分けられており、“労災”として診断された場合には、“Riesgo de Trabajo”という記載がされることになります。
- Riesgo de Trabajo:労災
- Enfermedad General : 一般的な病気
- Maternidad : 出産
もし、”Riesgo de Trabajo”という記載あった場合は、診断結果が労災として認められておりますので、毎年2月に実施する労災保険の更新手続の際にその結果を報告しますので、翌年度以降の保険料率に影響を与えることとなります。
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