東京コンサルティングファームメキシコの吉田 幸弥です。
前回は有給休暇についてでしたが、今回のテーマは“労働時間の短縮”についてになります。
【はじめに】
メキシコの労働法については労働者保護が強いため、労働法の改正は企業にとってもかなり影響が出てくるところになります。前回のテーマである有給休暇も今年から増えておりますが、さらに影響力の大きい改正案が今年中に決定される可能性があります。
それが今回のテーマの“労働時間の短縮”です。
【労働時間が短縮される!?】
労働時間を週 48時間から40時間に短縮する新たな改革が行われる可能性があります。この労働法改正案は労働条件の改善を目指しており、労働日を週6日から5日に減らすことも含まれています。この改正案については2023年末の数か月間で承認される見通しです。
【労働時間の短縮がもたらす影響】
労働日を減らすとどんな影響があるのでしょうか。
従業員にとっては以下のようなメリットがある言われています。
- 肉体的、知的疲労を回復する
- 家族と多くの時間を過ごせる
- アルコール依存症、うつ病、不安症などの病気を軽減する
- 生活習慣を改善する
ただし、雇用側からすると、もし仮に週の労働時間が8時間減る場合、年間で400時間(約50日)減ることになります。さらに、有給休暇日数の増加により、労働時間が数日減ることになるため、労働時間だけを見ると2024年からは1人あたりの労働時間が大幅に減ることになります。
【まとめ】
メキシコでのビジネスチャンスは大きいと言われておりますが、1人あたりの労働時間が減るとなると、人を今まで以上に雇うもしくは生産性を変かなければなりません。どのように個人個人の生産性をあげるのかというところが大きなポイントになってくるかと思いますので、今年中に準備をしてくおく必要があります。生産性を変えていくために私達もサポートしておりますので、ご連絡いただければと存じます。
今回は以上となります。
また、次回もよろしくお願いします!