マレーシア南部ジョホール州とシンガポールで、ジョホール・シンガポール経済特別区（SEZ）が創設される見通しです。

SEZはジョホールバル南部イスカンダル地域内に設置予定され、エレクトロニクス、ヘルスケア、金融事業の強化積極的に行われており、IRDA（イスカンダル地域開発局）が開発を推進してる地域です。

マレーシアとシンガポールは、2022年の2カ国間貿易額が835億3000万米ドルと、お互いに第2位の貿易相手となっております。

10月末、マレーシアのアンワル・イブラヒム首相とシンガポールのリー・シェンロン首相はシンガポールで２カ国年次リトリートにての経済的利益を活かすことを目指すとしました。

両者は1月11日にジョホール・シンガポール経済特別区（SEZ）の次のステップに向けた覚書（MoU）に署名する予定です。

経済特区は物品、人の流れが生まれるとし新たな特別税制や保税倉庫が必要になる可能性も示唆しました。

1月の覚書に向けて具体的な焦点、需要調査などの実現可能性調査が行われています。

また、両国は再生可能エネルギーの共同開発や国境を越えた電力取引の推進でも協力するとしています。