■ マレーシアにおける最低賃金について
マレーシアにおいて、最低賃金は2011年国家賃金評議会法(National Wages Consultative Council Act 2011)によって定められています。今後も、政治的な活動や経済状況により大きく変動が見込まれる数字の一つです。直近では、前首相マハティール氏の政策により、最低賃金は統一して引上げられる方向にあり、2019年1月1日から全国一律1,100RMになりました。なお、都市部の物価高を考慮し2020年2月1日には全国の都市部56カ所を対象に1,200RMに引き上げられています。
多くの会社は賃金のほかに医療費や保険、交通費、年間賞与、退職金やEPFなどを提供しており、これらは福利厚生として認識されています。最低賃金の基準は、こうした福利厚生の要素を取り除いた、給与の部分のみである点に注意が必要です。なお、最低賃金を支払わなかった場合、事業主は従業員1人当たり最大で10,000RMの罰金が科せられます。
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