- 財務諸表の提出(監査済財務諸表が必要な企業)
カンボジアでは、外部監査が義務付けられている特定の企業は、監査レポートとともに財務諸表を提出しなければなりません。
会計期間終了後6ヶ月と15日(年によっては7月15日まで延長される)までに、会計監査当局(Accounting and Auditing Regulator: ACAR) e-fillingシステムより、ACARに監査済み財務諸表を提出することになります。
- 財務諸表の提出(監査済財務諸表が必要でない企業)
2023年度の監査を受ける必要がない企業は、会計期間終了後3ヶ月と15日(だいたい毎年4月15日まで)にACAR e-fillingシステムより、2023年財務諸表を提出する必要があります。
<提出手続き>
-ACARのオンラインシステムに登録
-ACARが提供する財務諸表のテンプレートに情報を記入する
-書類のアップデート
-ACARへの書類提出
ACARへの財務諸表の未提出または提出遅延に対する罰則は、
KHR 800,000 (約USD 200) ~ KHR 2,000,000 (約USD 500) になります。
*金額は、担当官及び企業によって異なります。
<英語使用に関する通知>
2022年7月21日以前に登録された企業は、2023年12月31日までに、会計システムにおける英語使用の申請をACARに提出する必要があります。
また、2023年7月21日以降に設立された企業は、税務総局(General Department of Taxation: GDT)への登録日から180日以内に申請書を提出しなければなりません。
*上記のACAR承認を得ない、また、財務諸表にクメール語を使用しなかった場合の罰則は、
KHR 800,000 (約USD 200) ~ KHR 2,000,000 (約USD 500) になります。
*金額は、担当官及び企業によって異なります。