カンボジアとフィリピンは、貿易の改善及び投資システムの簡素化を目的とした両国間の二重課税協定（DTA）を最終決定しました。カンボジアとフィリピンのDTAに関する交渉は、二重課税の問題を解消し、国境を越えた貿易と投資を促進することを目的として2018年から行われていました。
このDTAは、両国で活動する個人や企業に対する二重課税の負担を軽減することを目的としており、その結果、貿易や投資に対する弊害の解消、国境を越えた経済活動の促進が期待できます。DTAの最終草案については、カンボジアとフィリピン双方の国民及び居住者が得る所得に対する課税に対しても包括しています。
カンボジアは2024年10月にDTAに署名する予定であり、フィリピンはカンボジアがDTAを締結した12番目の国となります。
