緊急時の インターネット問題解決!? バングラデシュでのStarlink(スターリンク)の現状
  
Topic : Other
Country : Bangladesh

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本日は、「バングラデシュでのStarlink(スターリンク)の現状」についてです。

 

  1. 概要

スターリンクはSpaceXが提供する衛星インターネットサービスです。専用のアンテナを建物の屋上などに設置し、ルーターに接続することで、衛星経由で高速インターネットに接続できます。

スターリンクは、5,000基以上の衛星を低軌道に配置しており、地球に近い軌道で多数の衛星が稼働することで、通信距離が短くなり、高速かつ低遅延の通信を実現している点が特徴です。
また、災害時などで地上回線が利用できない場合でも、衛星通信によりインターネット接続が可能となるため、緊急時の通信手段としての活用も期待されています。

 

  1. 運用方法

バングラデシュでは、2025年5月よりスターリンクの導入が開始されています。利用者数は現時点では限定的であるものの、日常利用が可能であり、特に緊急時における通信手段としての活用が注目されています。

同国では、2024年7月に学生デモによる社会的混乱が発生し、政府によるインターネット通信の遮断が行われました。その結果、約10日間にわたりインターネットが利用できない状況となり、日常生活のみならず企業活動にも大きな影響を及ぼしました。

 

また、来年2月には選挙が予定されており、仮に再びインターネット通信が制限・停止される事態が発生した場合、スターリンクは地上系通信インフラへの依存を相対的に低減できる手段の一つとなり得ます。

衛星通信を利用することで、通信断のリスクを一定程度抑え、情報アクセスの継続性を確保できる可能性があるため、企業活動の維持や重要な情報通信、緊急時における補完的な通信手段としての活用が期待されています。

 

バングラデシュでは代理店を通じてスターリンクが販売されており、日系企業ではKDDI様がスターリンクの販売代理店となっております。

 

 今回は「バングラデシュでのStarlink(スターリンク)の現状」について解説しました。

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※本記事は、バングラデシュに関する一般的な情報提供のみを目的としたものであり、法的助言を構成するものではありません。

Creater : 塚田 涼太