3月も過ぎ、ほとんどの企業では、2019年度の確定申告も完了されていると存じます。
既にご存知かもしれませんが、2019年度の確定申告書は従来の申告書とはフォーマットが大きく異なっております。
そのため、何が記載されているのか混乱されている方も多いのではないかと存じます。
そこで今回は、2019年度の確定申告書の解説を行なっていきます。
まず、はじめに2019年度の確定申告書のフォーマットは従来のものと大きく変わりましたが、記載する内容としては、大きく異なっているわけではございません。
但し、2018年度までの確定申告書は最初の方にPLやBSが記載されていましたが、2019年度のフォーマットでは最後の方になるなど記載される順序が異なっております。
また内容が変わっている点としては、以下の通りになります。
- 2018年度までの確定申告書では、法改正前(2014年)のCUFINを分けて記載する項目がありましたが、2019年度では分けられていない
- 2019年度のフォーマットでは損金に関する記載など月ごとの記載が必要になっている
- 従業員に対する給与やPTUをより詳細に記載する必要がある
この背景には、PTU対策によるアウトソーシングや従業員への前払費用(Viaticos)での脱税などへの取締強化が考えられます。
では2019年度のフォーマットに何が記載されているかを下記にてまとめます。
1. Ingresos (益金)
⇨インフレ調整を含めた売上、為替差益などの益金が記載されています。
2. Deduccione Autorizados (損金)
⇨幾つかのページがあり、下記の様なことが記載されています。
3. Determinacion (詳細)
- 益金及び損金、課税所得、当年度において支払ったPTUが記載されています。
- 各月の法人所得税の予定納付額
4. Datos Adicionales (その他の情報)
- CU及び益金
- CUCA(税務上の資本金)及びCUFIN(税務上の未処分利益)
5. Estado de Resultados (会計上のPL)
6. Estado de posicion Financiera (BS)
7. Concliacion Entre El Resultado Contable y El Fiscal (所得の金額の計算に関する明細書)
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最後までお読みいただきありがとうございました。