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今回は
【バングラデシュにおける現地スタッフの雇用義務】というテーマで、お話していこうと思います。
バングラデシュにおける現地スタッフの雇用義務
バングラデシュにおいは、外国人1名雇用毎に現地スタッフを一定人数雇用することを義務付けています。
これは、現地人の雇用機会確保のために設けられているルールとなります。
バングラデシュにおける現地スタッフの雇用義務
工業ステータス(Industrial Status) の企業は主に製造業となりますが、工業ステータスの企業の場合は、
外国人1名に対し20名の現地スタッフの雇用義務が発生します。
商業ステータス(Commercial Status)は工業ステータス以外のすべての業種となりますが、
商業ステータスの企業の場合は、外国人1名に対し5名の現地スタッフの雇用義務が発生します。
またこの現地スタッフの雇用義務については、例外的に免除が認められる場合もあります。
現在、バングラデシュでは大型インフラプロジェクトが始動し、プロジェクト初期は多くの外国人が現場監督や、
技術指導のためにバングラデシュに流入します。インフラプロジェクトのみではありませんが、
このように、状況によって外国人の雇用人数に対し、現地スタッフを上述の割合で雇用が困難な場合は、
別途許可を取得することでこの割合に関わらず営業を行うことが可能になる場合があります。
但し、これは個別の申請になるため、許可を取得するためには半年ほどかかる場合があります。
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最後までお読みいただきありがとうございました。