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今回は、THR(宗教大祭手当)について掲載いたします。
2023年4月はインドネシアの長期休暇レバランに合わせて、THR (Tunjangan Hari Raya/ 宗教大祭手当)の支給が必要です。
今回は、イスラム教断食明け大祭(レバラン)時に支給する場合で解説いたします。
THRとは宗教的祝日を迎える労働者・及びその家庭が給付される手当で、
多くの場合はイスラム教断食期間(ラマダン)明けの大祭(レバラン)の際に支給されます。
中には、キリスト教徒が多い会社などではクリスマスの時期にTHRを支給する事例もございます。
レバラン開始日時点で、勤続1か月以上の従業員が対象になります。
レバランの直前1か月以内に入社した従業員や、レバランの30日よりも前に退職した従業員に対してはTHRの支給は必要ございません。
原則、レバラン開始の1週間前までに支給する必要がございます。
※しばしばレバラン直前になって、インドネシア政府がレバラン開始日を変更する場合があるため、
THRの支給日には余裕を持っていただくとよろしいかと思います。
THRの計算方法は、従業員の勤続年数に応じて、以下の通りとなります。
勤続年数1年以上: 月額固定給(基本給+固定手当)の1か月分
勤続年数1年未満: 月額固定給(基本給+固定手当)×勤続月数/12
以上、お読みいただき、ありがとうございました。