1.引き上げについてのおさらい
先日発表された、2024年の政府予算案の中に、LQS(Local Qualifying Salary)の引き上げが含まれていました。LQSはローカル従業員(シンガポール人、もしくは永住権保持者)の人数計算の際に用いられ、現状SGD1,400以上の給与を受け取っている従業員を1名とカウントし、SGD700以上SGD1,400未満の場合、0.5人、SGD700未満の場合は人数にカウントすることはできません。これらは、WP,S-PASSのQuota残を調べる際に用いるローカル従業員の人数のカウントに用いられます。これらの閾値が2024年7月以降、SGD1,600以上で1人、SGD800以上SGD1,600未満で0.5に変わることが発表されています。今まで人数にカウントされていた従業員がカウントされなくなり、WPやS-PASSのQuotaの空きに影響を与える可能性があるので、要注意です。
2.インパクト
今回の引き上げにより、今まで満たしていたQuota要件を満たさなくなった会社に対して、即座にペナルティが課されたり、スタッフのS-PASSやWPが切られてしまうようなことは考えにくいですが、なんらかの警告がMOMから来る可能性はあります。できる限りすみやかに、給与の引き上げ等の形で是正措置をとる必要があるでしょう。
今回は以上となります。