駐在員と一緒に、お子様も帯同して渡星し、現地の学校に通わせるということは少なくありません。お子様の帯同にはDP(Dependant's Pass)の申請が必要になることはご存じかと思いますが、12歳以下のお子様の場合、DPの申請前にワクチンの登録が義務付られていることはご存じでしたでしょうか。直前になって慌てることがないようにしっかりと準備しておきましょう。
1.誰が何のワクチンを何ショット打つ必要があるのか?
シンガポールのMOH(健康省)に規定によると、12歳以下の外国生まれの子供(親が永住権保持者もしくはシンガポール人である場合を除く)は、ジフテリアと麻疹の予防接種が一律で義務付けられております。(医療上接種が不可能な場合を除く)DPや学生パスを申請する前に行う必要があるため、基本的にはシンガポールに来る前に日本で接種が必要になります。
必要な接種数は、ジフテリアが通常3ショットに加え、ブースターを2ショット、麻疹は通常2ショット(生後12か月以上15か月未満であれば1ショット)が必須で接種が必要となり、その他のワクチンの接種は任意となります。但し、ジフテリアの接種は生後6か月未満、麻疹は生後1年未満のお子様については接種は必要ありません。
また、それぞれのワクチンにおいて、以下の接種間隔を守る必要があります。
【ジフテリア】
・各基本ショット間>4週間
・基本ショット3ショット目とブースターショット1ショット目の間隔>6か月
・ブースター1,2ショット目間隔>6か月
【麻疹】
・各ショット間>4週間
ジフテリアのブースターショットは特に間隔が6か月と長くなり、未接種の場合、DPの申請時期に大きな影響を与える可能性があるため、注意が必要です。
2.申請に必要な書類
ワクチン登録の手続きは、MOH管轄のthe Health Promotion Board (HPB)という組織が管理する、National Immunisation Registryというウェブページより行う必要があります。
申請には、以下の書類の提出が必要となります。
1.予防接種登録用紙(Immunisation Registration Form)
上述のサイトよりダウンロード可能です。病院に持ち寄り、医師に直接記入を依頼する必要があります。
2.お子様/保護者のパスポートコピー
申請時から少なくとも6ヶ月有効期限が残っている必要があります。
3. 出生証明書のコピー
もしくは戸籍謄本の英訳等
4.親のシンガポールのIDカードコピー(あれば)
5.その他
・母子手帳の接種が分かるページ
・医療上の理由で接種が不可能な場合、医師からの証明書の提出
また、申請にあたりSGD35の支払いが必要です。(VISA、Master Cardのみ可)申請結果の通知は長いと2~3週間かかることがあるため、急ぎの場合は申請後に、電話やメールでHPBへフォローを入れておくことが望ましいでしょう。不安な場合は、専門家へ申請代行依頼やアドバイスを求めるとより安全です。
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