SEC、定款・細則改訂手続をオンラインで簡素化へ
フィリピン証券取引委員会は、eAMENDポータルを通じて定款・細則の改訂をより簡単・迅速に行えるようにする新ガイドライン案を公表しました。
本案は事業円滑化法に基づき、効率性・透明性・説明責任の向上を目的としています。
主な内容
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処理区分
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申請手続
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電子証明書
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罰則(簡易処理のみ)
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15日以内未提出 → ₱5,000罰金
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45日超過 → 証明書無効・手数料没収
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意見募集期限
日系企業への影響
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手続期間が短縮されるため、会社名・目的・役員変更などが迅速化
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完全オンライン化により、日本本社との承認・提出プロセスが容易に
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一方で、提出期限と罰則が厳格化されるため、内部承認の遅延には要注意
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デジタル証明書対応・書類管理体制の整備が求められる
まとめ
今回の改革により、日系企業は定款・細則改訂を短期間かつオンラインで完結できるようになります。
ただし、期限遵守と電子化対応の徹底が重要なポイントとなります。
以上、ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。