フィリピン証券取引委員会(SEC)は、コンプライアンス事項に未対応、支払い期限を過ぎている滞納中の、営業停止中、そして失効中のすべての企業に対し、報告義務の遅滞または未提出に対する罰金および罰則の軽減の恩恵を受ける機会(アムネスティ)を付与し、その期限を2024年12月31日に設定しました。
SECが発行した2024年MC(Memorandum Circular)No.17は、Enhanced Compliance Incentive Plan(ECIP)の申請期間を2024年12月31日まで延長する旨が記載されています。
ECIPは、監査済み年次財務諸表(AFS)、一般情報シート(GIS)、公式連絡先詳細の未提出(By-Lawsの変更等)に関連する罰則を、大幅な割引料金でグッドスタンディングの状態に戻す機会を該当企業に提供します。
11月28日時点では、3,200以上の企業がECIPの申請と料金の支払いに成功しています。AFS、GIS、解除申立書(PLO)、および該当する添付書類の提出を含む申請が完了していない企業は、2024年12月31日までに必要書類を提出し、ECIPの支払い承認書を受け取ることができます。
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