【タイ 外国人入国料の導入を無期限延期へ】
タイ字紙マティチョンなどによると、タイ観光・スポーツ省は12月21日(木)、タイに入国する外国人から徴収する予定の「入国手数料」の導入を無期延期すると明らかにしました。
入国手数料は前政権が今年2月の閣議で導入を決めており、「外国人がタイに入国する際に、空路の場合は1回300バーツ、陸路・海路は150バーツを徴収する。ただし、外交旅券、公用旅券、ワークパーミット(労働許可証)の所持者は支払いを免除する」ものとのことでした。
当初は2023年6月頃に導入予定でしたが、5月の総選挙で政権が交代したこともあり、導入が先送りされていました。
スダーワン観光・スポーツ相は導入延期について、「多額ではないが、外国人旅行者の心理に影響を与える可能性がある」と指摘。
廃止ではないとしたものの具体的な導入時期は明らかにしませんでした。
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