ORUS (Online Registration and Update System) について
  
Topic : Tax
Country : Philippines

 今年からフィリピンの国税庁BIRで導入されたORUS (Online Registration and Update System) についてご紹介します。

 2022年8月22日にBIRより発行されたRMC122-2022によると、2022年から2023年の間にORUSの導入が行われます。これによって、納税者には便利なオンライン上での納税者情報の登録や更新、処理等が可能となりました。ORUS上で可能な手続きは下記の通りになります。

・納税者の納税識別番号(TIN:Taxpayer Identification Numbers)の申請

・事業登録

・納税者情報の閲覧と更新

 

 ORUSの使用方法を簡単に紹介します。

1.BIRフォームS1905を申請するためにRegistration Update Sheet(RUS)を用意します。これは、納税者が登録されているRevenue District Office(RDO)のClient Support Section(CSS)で入手でき、www.bir.gov.ph からもダウンロードできます。

2.RUSフォームに必要事項を記入し、納税者が登録されているRDOのCSSにコピー3部を提出するか、RMC No.122-2022の付属書Bに記載されているCSSメールのリストを使用して、納税者の公式メールアドレス経由で送信します。直接用紙の提出をされた場合、承認されたRUSフォームはその日のうちにBIRによって承認されます。一方、オンライン上で提出された場合、提出日から数日以内に承認されます。

3.RUSが承認されたら、ORUSに進んでアカウントを作成します。ORUSでは、納税者への通知、更新、およびその他の懸念事項の配信を含むすべてのシステム通知がメールにて送信されます。そのため、納税者は24時間以内にこれを確認する必要があります。それを過ぎてしまった場合、オンライン登録は認証されず、プロセスをやり直す必要があります。更に、ORUSでのアカウント作成時に入力されたTIN、Eメールアドレス、および納税者情報がBIRの記録と一致しない場合、アカウント登録は成功しません。そのため、既存のTINを使用してアカウントを作成するまえに、納税者または正式に権限を与えられた代理人は、納税者が登録されているRDOにアクセスするか、更新されたRUSフォームを電子メールで再送信する必要があります。

 

 ORUSの使用については、まだ完全実施がされているわけではありませんが、登録準備のためにも予めBIRでの納税者情報に変更等がある場合、S1-905またはRUSによって更新しておくことをお勧めいたします。特に、正式な連絡可能なEメールアドレスの登録が求められている点には注意です。

Creater : Momoka furuya

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