大統領令により突然祝日が追加されるフィリピンですが2023年6月28日(水)についても一般祝祭日になると同月14日に発表されました。
今回の祝日は、イスラム教の断食明けを記念したEid al-Adha (Feast of the Sacrifice)です。
もともとは6月29日(木)が上記祝日となると言われていましたが、イスラム暦にしたがって決定されるため、正式な発表が直前までされませんでした。
同日は、通常従業員の休日となり給与の支給について下記の通り定められています。
・従業員の労働が発生しない場合、通常の100%の給与を支給する(通常給×100%)
・従業員の労働が発生した場合、通常の給与の2倍である200%を支給する(通常給×200%)
・従業員の労働が発生し、かつ労働時間が8時間を超過した場合、1時間当たり30%増しの給与を支給する(通常時給×200%×130%×労働時間)
・従業員の労働が発生し、かつ同日が当該者の休日にあたった場合、通常の給与の2倍である200%のさらに30%増しの額を支給する(通常給×200%×130%)
・従業員の労働が発生し、かつ同日が当該者の休日にあたり労働時間が8時間を超過した場合、1時間当たり30%増しの給与を支給する(通常時給×200%×130%×130%×労働時間)