ミャンマー国民の身分証に関して、2024年4月4日付で、ミャンマー移民・人口管理省(Ministry of Immigration and Population)は以下のような通達を発しました。
「満10歳以上の個人の情報を文献情報(Biographic Data)と生物学的情報(Biometric Data)に区分し、それぞれ10桁の番号UID(Unique Identity Number)と合わせて登録する体制とする。対象者は現行の身分証Citizenship Scrutiny Cardまたは政府より公式に発行された身分証一点を持参して登録し、UID Certificateを取得すること」
国境を面する中国、インド、タイなどの国に行き来するミャンマー国民は、指定された国境ゲートでTBP(Temporary Border Pass)ないしBP(Border Pass)を見せて出入国することができていますが、2024年5月1日以降はやや厳格化され、上記UID Certificateおよび身分証を保持していない場合は通行が不許可となるとされています。