中央銀行は7月13日、ライセンス保有銀行(AD-License Banks)各行に連絡し、4月3日の中央銀行通達12/2022による外貨の強制兌換につき、6月17日付で直接外国投資10%以上のDICA登録企業(MIC認可取得企業、経済特区SEZ企業などを除く)について適用免除とされていた規則を撤回、今後は外資日理櫃によらず、外貨の強制兌換を以下のルールで実施すると通告しました。なお、即日効力が発揮されるとされています。
1.外貨の受け取りについては、24時間以内にミャンマーチャットへの兌換を行う
2.保有する外貨については段階的にミャンマーチャットへの兌換を行うが、委細は各種銀行より通知される
3.自社名義の外貨口座同士であれば送金が可能であったが、今後は不可能とする
ミャンマーでは7月6日にも、今後はあらゆる外貨送金について、外貨為替監督委員会(FESC)の認可が必要とするなど、規制を強めており、投資環境の悪化が懸念されています。