シンガポールのUOBが2023年9月1日からミャンマーとの取引を停止するという発表をしてから間もないですが、今度はバングラデシュの国営銀行がミャンマーの国営銀行の口座を凍結すると発表しました。
5月のアメリカの制裁発表以来、ミャンマーに対しては各国が厳しい制裁を行ってきており、軍部の外貨獲得のよりどころとなっていると考えられる銀行が次々に取引できない状況に追い込まれています。
国内では外貨不足による自国通貨の暴落が懸念されており、既に「闇レート」とも呼ばれる市場レート・実勢レートでは、20%~25%の下落を見せており、USD1 = MMK3,700に達しています。
昨年8月にも大きくレートが変動する事態になりましたが、MMKの暴落と合わせて、外貨に対するさらなる規制が懸念されます。